专利摘要:
差動低雑音増幅器(LNA)は、2つのモードのうちの選択可能な1つで動作可能である。このLNAは、第1のトランジスタ(204)、第2のトランジスタ(205)、第3のトランジスタ(206)、および第4のトランジスタを含む。第1のモード(PDCモード)では、4つのトランジスタが、ポスト−ディストーションキャンセレーション(PDC)LNAとして動作するように構成される。第3(206)および第4(207)のトランジスタは、直線性を改善するがLNA利得を多少下げるキャンセルトランジスタとして動作する。第2のモード(高利得モード)では、第3(206)および第4(207)のトランジスタは、それらが出力するLNA入力信号の増幅されたバージョンが、第1および第2の主トランジスタ(204、205)によって出力されるLNA入力信号の増幅されたバージョンに加算され、高められた利得をもたらすように構成される。LNAに供給されるディジタルモード制御信号を制御することによって2つのモードのうちの選択可能な1つでLNAが構成可能になるようにするために、多重化回路が、LNA内に設けられる。
公开号:JP2011511605A
申请号:JP2010546076
申请日:2009-02-06
公开日:2011-04-07
发明作者:キム、ナムソ;デン、ジュンション;ホレンステイン、クリスティアン
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H03F1-32
专利说明:

[0001] 開示される実施形態は、低雑音増幅器(LNAs)に関する。]
背景技術

[0002] セルラー電話機の受信機等の無線受信機における第1の増幅の段は、一般に、低雑音増幅器(LNA)と呼ばれる増幅器回路である。LNAの動作性能の基準は、該LNAの雑音指数(F)および該LNAの直線性を含む。]
[0003] セルラー電話機の受信機は、受信チェーン(receive chain)と称されるものを含む。該受信チェーンは、信号をミキサに出力するLNAを含む。次に該ミキサは、信号をベースバンドフィルタに出力する。第1の近似(first approximation)に対する該受信チェーン全体の雑音指数(F)は、該LNAの該雑音指数にある量を加えたものと等しく、この量とは、複数の後続の段(該ミキサおよび該ベースバンドフィルタ)の該雑音指数を該LNAの利得で割ったものである。したがって、該LNAの該利得を増やすと、該受信チェーン全体の該雑音指数が下がる。セルラー電話機のアプリケーションには、典型的に、該受信機全般に課せられる雑音指数の複数の要件がある。したがって、セルラー電話機内の該LNAは、該受信機全般の雑音指数の複数の要件を満たすために、十分な利得を有していなければならない。]
[0004] LNA等の増幅器は、ある量の非直線性を示す。純粋な単一周波数の理想的な正弦波の入力信号が、線形増幅器の入力に供給された場合には、その増幅器は、該入力信号の増幅されたバージョンを出力する。この出力信号は、単一の周波数だけを有し、この周波数は、該入力信号の該周波数となる。しかしながら、該同一の正弦波の入力信号が、ある量の非直線性を示す増幅器の入力に供給された場合には、該増幅器は、該入力信号の該周波数で、該入力信号の増幅されたバージョンを出力するが、この増幅器は、別の周波数の1つまたは複数の他の信号をも出力する。これらの他の信号は、「ひずみ」と称される。実用的な受信機では、これら複数のひずみ成分は、しばしば、該所望の信号の該周波数から大きく離れており、したがって、該受信機の出力信号からフィルタリングによって除去することができる。しかしながら、増幅器の入力に該所望の信号と一緒に受信される別の雑音信号(本明細書ではジャマーと称する)がある場合には、時に混変調(cross-modulation)のひずみと称される複雑なタイプのひずみが発生し得る。この混変調のひずみは、周波数において該所望の信号の該周波数に近い場合があるので、該混変調のひずみを該受信機の出力信号からフィルタリングによって除去することは、むずかしいもしくは不可能である。該複数の混変調のひずみ成分をフィルタリングによって該出力信号から除去できない場合には、、該複数の混変調のひずみ成分の大きさが、許容できる量であるために、該増幅器は、より線形になるように作られる。]
[0005] しかしながら、よい直線性を有するというこの要件は、該受信機がジャマーの存在の下で動作している時に限って課すことができる。ジャマーが存在しないことがわかっている場合には、生成される混変調がないので、該受信機の出力信号が受け入れられない程の大量のひずみを有することなく、該増幅器に対する直線性の要件を緩和することができる。たとえば、いくつかの無線通信プロトコルでは、送信機は、受信機が受信しているのと同時に送信している場合がある。該複数の送信される信号の該周波数は、周波数において受信される該複数の信号の該周波数に近い。セルラー電話端末機(handset)内の送信機と受信機との物理的な近接に起因して、および該送信される信号のパワーに起因して、該送信される信号の一部は、該受信機に戻って漏れ、ジャマーを構成し得る。しかしながら、この特定のジャマーは、該送信機が送信している時に限って存在する。該送信機が送信していない時には、混変調のひずみの問題は、より深刻でないかまたは存在せず、受信機に対する直線性の要件を緩和することができる。多くのLNAのトポロジ(topology)では、該増幅器の直線性は、該LNAを通って流れるバイアス電流を増やすことによって高めることができる。同様に、該増幅器の直線性は、該LNAを通って流れるバイアス電流を減らすことによって下げることができる。]
[0006] 図1(従来技術)は、ポスト−ディストーションキャンセレーション(Post-Distortion Cancellation)技法(時に、アクティブなポスト−ディストーション(Active Post-Distortion)技法と称される)を利用する1つの特定の差動LNA 1の回路図である。この技法は、飽和領域でバイアスされた4つの電界効果トランジスタ(FET)2〜5の使用を含む。FET 2および3は、主FETと称する。FET 4および5は、キャンセルFETと称する。この左側の対である主FET 2とキャンセルFET 4は、次のように動作する。主FET 2は、入力リード6上で受信される入力信号を増幅する。入力信号の増幅されたバージョンが、ノード6上に生成される。主FET 2は、共通ソース増幅器として構成されるので、該増幅された信号は、入力リード5上の該入力信号に関して約180度の位相シフト(phase shift)を行う。複数のひずみ成分も、該入力信号の該所望の増幅されたバージョンと一緒にノード6上の該信号に存在する。ノード6上の該位相シフトされた信号は、キャンセルFET 4のゲートの入力に加えられる(applied)。キャンセルFET 4も、該飽和領域でバイアスされるが、主FET 2が生成するよりも、増幅された所望の信号と比べて、比較的により多くの該複数のひずみ成分を生成するという点で、ラウジな増幅器(lousy amplifier)になるように設計されている。キャンセルFET 4がその入力信号を受信する仕方(way)に起因して、キャンセルFET 4に供給される該入力信号の位相(phase)は、主FET 2に供給される該入力信号の位相に関して180度位相はずれである。したがって、キャンセルFET 4から出力される該所望の増幅された信号は、主FET 2から出力される該所望の増幅された信号に関して180度位相はずれであり、キャンセルFET 4から出力される該ひずみの位相も、主FET 2から出力される該ひずみに関して180度位相はずれである。主FET 2およびキャンセルFET 4から出力される該複数の信号は、併合(merging)ノード7上で合計される。キャンセルFET 4によって出力される該ひずみの大きさが、大きさにおいて主FET 2によって出力される該ひずみと等しくなるように設定されている場合には、該複数のひずみ信号は、ノード7上で互いに打ち消し合う。それと同時に、主FET 2によって出力される該所望の信号の一部は、キャンセルFET 4によって出力される該所望の信号によって打ち消されるが、キャンセルFET 4がラウジな増幅器であるという事実に起因して、主FET 2から出力される該所望の信号の一部は、ノード7上に残る。この残っている所望の信号は、該PDC LNAから出力される該信号である。他方の相補的な対である、主FET 3およびキャンセルFET 5は、類似するやり方(fashion)で働く。残念ながら、併合ノード7および8での該所望の信号の一部のキャンセレーションは、該PDC LNAの利得を下げる。] 図1
[0007] 図1のPDC LNAは、高い直線性モードおよび低い直線性モードを有する。該高い直線性モードでは、バイアス回路は、主FET2および3の複数のゲート上のバイアス電圧を上げる。これは、該LNA内のDCバイアス電流を増やし、直線性を改善する。該低い直線性モードでは、該バイアス回路は、主FET 2および3の複数のゲート上のバイアス電圧を下げ、これによって、直線性を多少劣化させるが、有利にパワー消費を減らす。該アクティブなポスト−ディストーションキャンセレーションLNAのさらなる詳細については、1)2007年10月4日に公開された米国特許出願第2007/0229154号、および2)2007年2月8日に公開された米国特許出願第2007/0030076号を参照。図1の該LNAの入力キャパシタンスは、ただ1つのトランジスタの該ゲートが入力リード5および9のそれぞれに結合されるので、有利に低い(advantageously low)。残念ながら、PDC LNA 1は、該複数のキャンセルトランジスタが該複数の主トランジスタによって出力される該所望の信号の一部を打ち消すことに起因して、最適未満の利得性能を有する。] 図1
[0008] 図2は、本明細書で交差結合修正導関数重ね合わせ(Cross-Coupled Modified Derivative Super-position)技術(CCMDS)として参照される、導関数重ね合わせ(Derivative Super-position)(DS)技術の変形を利用するもう1つの差動LNA 10の回路図である。この回路では、主FET11〜14は、該飽和領域でバイアスされるが、キャンセルトランジスタ15および16は、該しきい値下の領域(sub-threshold region)でバイアスされる。そのFETが該飽和領域でバイアスされるFET増幅器の出力電流を記述する相互コンダクタンス方程式が、そのFETが該しきい値下の領域でバイアスされるFET増幅器の相互コンダクタンス方程式と比較される時に、この2つのトランジスタの該相互コンダクタンス方程式の3次係数(third order coefficients)の符号(signs)は、互いに逆であることが認められる。しかしながら、これらの1次係数の符号は、互いに逆ではない。図2の回路では、これは、該しきい値下の領域でトランジスタにバイアスすることは、該飽和領域でバイアスされたトランジスタと比較して、それが出力する3次のひずみの位相におけるシフトをもたらすが、該しきい値下でバイアスされたトランジスタによって出力される該所望の信号の位相は、該飽和領域でバイアスされたトランジスタと比較して位相シフトされないことを意味する。キャンセルFET 15によって出力される電流は、併合ノード17上に供給されるので、キャンセルFET 15によって出力される該所望の信号の該位相は、主FET 11によって出力される該所望の信号と同相になる。キャンセルFET 15によって出力される該3次の複数のひずみ成分の該位相は、キャンセルFET 15によって出力される該増幅された所望の信号に関して180度位相はずれなので、キャンセルFET 15によって出力される該3次の複数のひずみ成分は、主FET 11によって出力される該3次の複数のひずみ成分に関して180度位相はずれである。キャンセルおよび主の信号経路内における該3次の複数のひずみ成分の大きさが適切に設定される場合には、併合ノード17上での該3次の複数のひずみ成分は、互いに打ち消し合う。有利なことに、主FETおよびキャンセルFETによって出力される該所望の信号の該増幅されたバージョンの該位相は、互いに関して同相なので、主FET 11とキャンセルFET 15との両方が、該所望の信号を増幅するために一緒に働く。したがって、図2のCCMDS LNAは、図1のポスト−ディストーションLNAと比較して、改善された利得特性を有する。] 図1 図2
[0009] 図2のCCMDS LNAは、2つのモードで動作可能である。バイアス回路は、主FET11〜14の複数のゲート上のDCバイアス電圧を制御する。それは、トランジスタ11および12の両方が主FETとして動作するか、またはトランジスタ13および14が主FETとして動作するように複数のゲートバイアスを制御する。高い直線性モードでは、トランジスタ11および12は、主FETとして使用され、トランジスタ13および14は、使用禁止(disabled)にされる。キャパシタ19および20は、受信機の入力21および22をそれぞれ主トランジスタ11および12の複数のゲートに容量結合し、複数の容量性分圧器(capacitive voltage dividers)として動作する。したがって、入力21および22で受信された該入力信号は、主FET 11および12の複数のゲート上により少ないジャマー(jammer)が供給されるように、減衰(attenuated)される。主FET 11および12は、該強いジャマー信号が該増幅器内で大きい複数の信号のスイング(signal swings)を引き起こさず、より多くのひずみを生成することがないようにするために、より高いバイアス電流を用いてバイアスされる。] 図2
[0010] 低い直線性モードでは、トランジスタ13および14は、主FETとして使用され、トランジスタ11および12は、使用禁止にされる。キャパシタ19および20は、信号経路内にはない。より多くのひずみを生成する該増幅器内において大きい複数の信号のスイングを引き起こす強いジャマーが存在しないので、主FET 13および14は、低い直線性モードでは、主FET 11および12が高い直線性モードでバイアスされるよりも低いバイアス電流でバイアスすることができる。]
[0011] 図2のCCMDS LNAは、キャンセル経路における1次の相互コンダクタンスの複数の信号成分が、主トランジスタによって出力される1次の相互コンダクタンスの信号成分の一部を打ち消すことに起因して、図1のPDC LNAの利得の劣化をこうむらないが、図2のCCMDS LNAは、他の複数の欠点を有する。1つの欠点は、主トランジスタのゲートが入力リードに結合されることに加えて、入力リードに結合される追加のキャパシタがあることである。入力リードに結合されるこの余分のキャパシタは、LNAの入力キャパシタンスを増やす。該LNAをアンテナにインターフェースするためには、インダクタを含むインピーダンス整合ネットワークが、典型的に使用される。該LNAの該入力キャパシタンスを増加することは、該インピーダンス整合ネットワークにおけるこのインダクタもより大きくすることを必要とする。これは、より大きいインダクタの提供は、該インダクタの寄生の抵抗(parasitic resistance)の増加を伴い、したがって雑音指数の劣化が結果として生じるので、望ましくない。] 図1 図2
[0012] もう1つの欠点は、キャンセルおよび主の信号が組み合わされる併合ノード17および18が、図2のLNAの出力ノードであることである。受信機が動作する時に、該LNAが駆動する回路網(たとえば、受信チェーン内のミキサ)のインピーダンスが変化する場合には、このインピーダンス変化は、主およびキャンセルの経路の間の該3次のひずみのキャンセレーションに影響する。これは、望ましくない。] 図2
[0013] 新規の差動低雑音増幅器(LNA)は、第1のモードまたは第2のモードのうちの選択可能な1つで動作可能である。このLNAは、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタ、および第4のトランジスタを含む。第1のモード(本明細書では、「PDCモード」または「高い直線性モード」とも称する)では、該LNAは、第2のモードにおけるよりもよい直線性を有するが、第2のモード(本明細書では「高利得モード」とも称する)では、該LNAは、第1のモードにおけるよりも高い利得を有する。]
[0014] 第1のモードでは、4つのトランジスタは、該LNAが差動ポスト−ディストーションキャンセレーション(PDC)LNAとして動作するように構成される。第1、第2、第3、および第4のトランジスタのそれぞれは、飽和領域でバイアスされる。ポスト−ディストーションキャンセレーション技術に従って、第3のトランジスタは、第1のトランジスタによって生成されるひずみに関して180度位相はずれのひずみを生成する。第3のトランジスタによって出力される該ひずみは、第1のトランジスタによって出力される該ひずみによって出力される該ひずみと合計され、これによって、第1のトランジスタによって生成される該ひずみを打ち消す。また、第3のトランジスタによって出力されるLNA入力信号(該LNAによって増幅されるべき所望の信号)のバージョンは、第1のトランジスタによって出力される該所望の信号の増幅されたバージョンの一部を打ち消す。第1のトランジスタによって出力される該所望の信号の該増幅されたバージョンの打ち消されなかった部分は残る。この打ち消されなかった部分は、該LNAの出力信号として該LNAの第1の出力リードに伝えられる。第2および第4のトランジスタは、第4のトランジスタによって生成されるひずみが第2のトランジスタによって出力されるひずみを打ち消すのに使用されるという点において、第1および第3のトランジスタが動作する仕方と同様に動作する。第4のトランジスタによって出力される該所望の入力信号のバージョンは、第2のトランジスタによって出力される該所望の入力信号の増幅されたバージョンの一部を打ち消すが、第2のトランジスタによって出力される該所望の信号の該増幅されたバージョンの打ち消されなかった部分は残り、該LNAの第2の出力リードに伝えられる。該LNAの第1および第2の出力リード上の該複数の出力信号は、該LNAの差動出力信号を構成する。]
[0015] 第2のモードでは、第3のトランジスタは、該所望の入力信号の増幅されたバージョンを生成する。この増幅された信号は、第1のトランジスタによって出力される該所望の入力信号の増幅されたバージョンと同相である。第3のトランジスタによって出力される該所望の入力信号の該増幅されたバージョンは、第1のトランジスタによって出力される該所望の入力信号の該増幅されたバージョンと合計され、その結果として生じる信号は、該LNAの出力信号として該LNAの第1の出力リードに伝えられる。この同相の関係に起因して、第3のトランジスタの動作は、該LNAが該所望の入力信号を増幅する利得に寄与する。同様に、第4のトランジスタは、第2のトランジスタによって出力される該所望の入力信号の該増幅されたバージョンと同相の、該所望の入力信号の増幅されたバージョンを生成する。第4のトランジスタによって出力される該所望の入力信号の該増幅されたバージョンは、第2のトランジスタによって出力される該所望の入力信号の該増幅されたバージョンと合計され、その結果として生じる信号は、該LNAの出力信号として該LNAの第2の出力リードに伝えられる。該LNAの第1および第2の出力リード上の該複数の出力信号は、該LNAの差動出力信号を構成する。1つの例では、第3および第4のトランジスタは、該LNAの電力消費(power consumption)を減らすために、第2のモードでは、該しきい値下の領域でバイアスされる。]
[0016] このLNAは、第1の仕方で制御される場合には、該LNAが第1のモードで動作可能になるようにするために第1、第2、第3、および第4のトランジスタを結合する多重化回路を含む。この多重化回路が第2の仕方で制御される場合には、この多重化回路は、該LNAが第2のモードで動作可能になるようにするために第1、第2、第3、および第4のトランジスタを結合する。1つの有利な観点では、新規のLNAは、該LNA入力リードに過度なキャパシタンスを有する負荷を与えずに第1のモードおよび第2のモードのうちの選択可能な1つに構成可能である。この新規のLNAの一特定の実施形態では、ただ1つのトランジスタの該ゲートが、各LNA入力リードに結合される。もう1つの有利な観点では、高い直線性モードにおける新規のLNAのディストーションキャンセレーション動作は、該LNAが駆動する回路網の入力インピーダンスの複数の変化に対して実質的に免疫(immune)がある。ポスト−ディストーションキャンセレーションがその上で発生する複数の併合ノードは、該LNAの複数の出力リードではなく、むしろ該LNAの複数の併合ノードは、複数のカスコードトランジスタによって該複数の出力リードから分離される。]
[0017] 前述は、要約であり、したがって、必要性により、詳細の単純化、一般化、および省略を含む。その結果として、当業者は、この要約は例示的(illustrative)であるのみであり、いかなる点においても限定的であるとは主張されないことを理解するであろう。特許請求の範囲によって単独で定義される、ここにおいて説明されるデバイスおよび/またはプロセスの他の観点、発明的な特徴、および利点(advantage)は、ここにおいて記載される限定的でない詳細な説明で明白になる。]
図面の簡単な説明

[0018] (従来技術)従来の差動のアクティブなポスト−ディストーションLNAを示す図。
交差結合修正導関数重ね合わせ(CCMDS)LNAと称するLNAを示す図。
1つの新規の観点による一特定のタイプの移動体通信デバイス100を示す高水準のブロック図。
図1の移動体通信デバイスのRFトランシーバ集積回路103を示す、より詳細なブロック図。
図4のRFトランシーバ集積回路103内の新規のマルチモードLNA 110を示す回路図。
図5の新規のマルチモードLNAの多重化回路を実現できる1つの例示的な仕方の一方を示す回路図。
図5の新規のマルチモードLNAの多重化回路を実現できるもう1つの例示的な仕方の他方を示す回路図。
図5の新規のマルチモードLNAが第1の動作モードでどのように構成され、動作するかを示す図。
図5の新規のマルチモードLNAが第2の動作モードでどのように構成され、動作するかを示す図。
図5のマルチモードLNAが第1の動作モードで動作している時およびこのLNAが第2の動作モードで動作している時のこのLNAの性能の複数のパラメータを示すチャート。
図4のマルチモードLNA 110の代りの実施形態を示す図。
新規の方法を示す流れ図。] 図1 図4 図5
実施例

[0019] 図3は、1つの新規な観点に従う、一つの特定のタイプの移動体通信デバイス100の非常に単純化された高水準のブロック図である。この例では、移動体通信デバイス100は、CDMA2000セルラー電話通信プロトコルを使用する3Gセルラー電話機である。該セルラー電話機は、(図示されていない幾つかの他のパーツの中で)アンテナ102ならびに2つの集積回路103および104を含む。集積回路104は、「ディジタルベースバンド集積回路」または「ベースバンドプロセッサ集積回路」と呼ばれる。集積回路103は、RFトランシーバ集積回路である。RFトランシーバ集積回路103は、これが送信機とともに受信機も含むので「トランシーバ」と呼ばれる。] 図3
[0020] 図4は、該RFトランシーバ集積回路103のより詳細なブロック図である。この受信機は、局部発振器(LO)106とともに「受信チェーン」105と呼ばれるものも含む。該セルラー電話機が受信している時に、高周波RF信号107が、アンテナ102上で受信される。信号107からの情報は、デュプレクサ108、マッチングネットワーク109、および該受信チェーン105を通過する。信号107は、低雑音増幅器(LNA)110によって増幅され、ミキサ111によって周波数においてダウンコンバートされる。この結果として生じるダウンコンバートされた信号は、ベースバンドフィルタ112によってフィルタリングされ、該ディジタルベースバンド集積回路104に渡される。該ディジタルベースバンド集積回路104内のアナログ−ディジタル変換器113は、該信号をディジタル形式に変換し、この結果として生じるディジタル情報は、該ディジタルベースバンド集積回路104内のディジタル回路網によって処理される。該ディジタルベースバンド集積回路104は、局部発振器106によってミキサ111に供給される局部発振器信号(LO)114の周波数を制御することによって該受信機を同調する。] 図4
[0021] 該セルラー電話機が送信している場合には、送信されるべき情報は、該ディジタルベースバンド集積回路104内のディジタル−アナログ変換器115によってアナログ形式に変換され、「送信チェーン」116に供給される。ベースバンドフィルタ117は、該ディジタル−アナログ変換プロセスに起因する雑音をフィルタリングによって除去する。局部発振器119の制御下でミキサブロック118は、それから該信号を高周波信号にアップコンバートする。高周波RF信号122がアンテナ102から送信されるようにするために、ドライバ増幅器120および外部パワー増幅器121は、アンテナ102を駆動するために高周波信号を増幅する。]
[0022] 図5は、LNA 110をさらに詳細に示す回路図である。LNA 110は、2つの差動入力信号端子200および201、バイアス回路202、第1の電界効果トランジスタ(FET)204、第2のFET 205、第3のFET 206、第4のFET 207、第1のカスコードトランジスタ208、第2のカスコードトランジスタ209、2つのインダクタ211および212とキャパシタ213を含むLNA負荷210、第1の縮退(degeneration)インダクタL1 214、第2の縮退インダクタL2 215、2つのキャパシタ216および217、2つの多重化回路218および219、2つのオプションの縮退インダクタ220および221、ならびに2つの差動出力信号ノード222および223を含む。すべてのトランジスタ204〜209は、Nチャネルの複数のFETである。第1および第2のFET 204および205は、複数の主トランジスタとも称される、また第3および第4のFET 206および207は、複数のキャンセルトランジスタとも称される。インダクタ214、215、220、および221ならびにキャパシタ216および217は、半導体製造プロセスを使用してRFトランシーバ集積回路103上に形成される集積された複数のコンポーネントである。] 図5
[0023] さらに、RFトランシーバ集積回路103は、1つまたは複数の直列のバス端子231および関連する直列のバスインターフェースロジック232を含む。この例の直列のバス端子231は、SPI直列のバスによってディジタルベースバンド集積回路104(図3参照)に結合される。ディジタルベースバンド集積回路104は、信号導体233を経て、このSPIバスを通って、インターフェースロジック232を通って、そしてLNA 110へとモード制御情報を通信する。該モード制御情報は、信号導体233上にディジタル信号の形式で存在する。該ディジタルモード制御信号が、ディジタルロジックの低い値を有する場合には、LNA 110は、第1の動作モードで動作するように制御されるのに対して、該ディジタルモード制御信号が、ディジタルロジックの高い値を有する場合には、LNA 110は、第2の動作モードで動作するように制御される。] 図3
[0024] バイアス回路202は、カスコードFET208および209の複数のゲート上にDCバイアス電圧VBIAS1を供給し、また第3および第4のFET 216および217の複数のゲート上にDCバイアス電圧VBIAS2を供給し、また第1および第2のFET 204および205の複数のゲート上にDCバイアス電圧VBIAS3を供給する。VBIAS2は、該第3および第4のFET 206および207が、該LNAが第1の動作モードで動作している時には該飽和領域でバイアスされ、また該LNAが第2の動作モードで動作している時には該しきい値下の領域でバイアスされるように設定される。該しきい値下の動作領域は、時に、弱反転動作領域と称される。VBIAS3は、該第1および第2のFET 204および205が該飽和動作領域でバイアスされるように設定される。]
[0025] 図6Aおよび6Bは、図5の多重化回路218および219を実現し得る2通りの仕方を記載した回路図である。図6Aの例では、該複数の多重化回路は、複数のNチャネルアナログマルチプレクサである。図6Bの例では、該複数の多重化回路は、複数の伝送ゲートアナログマルチプレクサである。] 図5 図6A 図6B
[0026] PDCモード
図7は、ここで「PDCモード」または「高い直線性モード」と称される、第1の動作モードでの図5の新規のLNA回路110の動作を説明する。LNA 110をこのモードにするために、ディジタルモード制御信号MODEは、ディジタルロジックの低い値を有するように設定される。このディジタルロジックの低い信号は、図示されているように、多重化回路218および219の複数の選択入力リード上に供給される。多重化回路218は、ノードN3での第1のFET204のドレインを第3のトランジスタ206のゲートに容量結合する。ノードN4での第2のトランジスタ205のドレインは、第3のトランジスタ206のゲートから減結合(decoupled)される。同様に、多重化回路219は、ノードN4での第2のFET 205のドレインを第4のトランジスタ207のゲートに容量結合する。ノードN3での第1のトランジスタ204のドレインは、第4のトランジスタ207のゲートから減結合される。この構成において、第1、第2、第3、および第4のトランジスタは、ポスト−ディストーションキャンセレーション(PDC)LNAを形成するように構成され、相互接続される。] 図5 図7
[0027] アクティブなポスト−ディストーションキャンセレーションの該動作の詳細な数学的説明については、1)2007年10月4日に公開された米国特許出願第2007/0229154号、および2)2007年2月8日に公開された米国特許出願第2007/0030076号を参照。ポスト−ディストーションキャンセレーションの多少単純化された概念的説明を、下に記載する。]
[0028] 4つすべてのFET204〜207は、該飽和領域でバイアスされる。左側の対である主FET 204とキャンセルFET 206は、次のように動作する。主FET 204は、入力リード224上で受信した入力信号を増幅する。該入力信号の増幅されたバージョンは、ノードN3上に生成される。主FET 204は、共通ソース増幅器として構成されるので、該増幅された信号は、入力リード224上の入力信号に関して約180度の位相シフト(phase-shift)を行う。複数のひずみ成分もまた、該入力信号の該所望の増幅されたバージョンと一緒にノードN3上に存在する。図7の矢印227は、該複数のひずみ成分と一緒に該入力信号の該増幅されたバージョンを表す。ノードN3上の該位相シフトされた信号は、多重化回路218およびキャパシタ216を介して、キャンセルFET 206のゲートの入力上に加えられる。] 図7
[0029] キャンセルFET206も、飽和領域でバイアスされるが、キャンセルFET 206は、主FET 204が生成するよりも、該増幅された所望の信号と比べて、比較的により多くの該複数のひずみ成分を生成するという点で、ラウジな増幅器になるように設計されている。図7の矢印228は、第3のFET 206によって出力される、該所望の信号の該増幅されたバージョンおよび該複数のひずみ成分を表す。キャンセルFET 206がその入力信号をノードN3から受信する仕方に起因して、キャンセルFET 206から出力される該所望の増幅された信号の位相は、主FET 204から出力される該所望の増幅された信号に関して180度位相はずれであり、キャンセルFET 206から出力される複数のひずみ成分の位相もまた主FET 204から出力される複数のひずみ成分に関して180度位相はずれである。主FET 204およびキャンセルFET 206から出力される該複数の信号は、併合ノードN3上で合計される。キャンセルFET 206によって出力される複数のひずみ成分の大きさ(magnitude)が、主FET 204によって出力される該複数のひずみ成分に大きさにおいて等しくなるように設定される場合には、該複数のひずみ成分は、併合ノードN3上で互いに打ち消し合う。ポスト−ディストーションキャンセレーション技法に従えば、主FET 204によって出力される所望の信号の一部は、キャンセルFET 206によって出力される該所望の信号によって同時に打ち消されるが、キャンセルFET 206がラウジな増幅器であるという事実に起因して、主FET 204から出力される該所望の信号の一部は、併合ノードN3上に残る。この残っている所望の信号は、カスコードトランジスタ208を介し、差動出力信号ノード222上へ、および該PDC LNA 110から出力される信号である。他方の相補的な対である主FET 205およびキャンセルFET 207は、類似するやり方で働き、該所望の信号の増幅されたバージョンを差動出力ノード223上へ出力する。高利得モード
図8は、ここで「高利得モード」と称される第2の動作モードでの図5の新規のLNA回路110の動作を説明する。該LNA 110をこのモードにするために、ディジタルモード制御信号MODEは、ディジタルロジックの高い値を有するように設定される。このディジタルロジックの高い信号は、図示されているように多重化回路218および219の複数の選択入力リード上に供給される。多重化回路218は、ノードN4での第2のFET 205のドレインを第3のトランジスタ206のゲートに容量結合する。ノードN3での第1のトランジスタ204のドレインは、第3のトランジスタ206のゲートから減結合される。同様に、多重化回路219は、ノードN3での第1のFET 204のドレインを第4のトランジスタ207のゲートに容量結合する。ノードN4での第2のトランジスタ205のドレインは、第4のトランジスタ207のゲートから減結合される。] 図5 図7 図8
[0030] この高利得な構成では、第3および第4のFET206および207の主な用途は、第1および第2のFET 204および205によって出力されるひずみを打ち消すことではなく、むしろ主な用途は、LNAの利得を増やすために第1および第2の主FET 204および205によって出力される該複数の増幅された所望の信号を補うことである。]
[0031] この動作は、第1のFET204および第3のFET 206と関連してさらに詳細に説明される。第1のFET 204は、該飽和領域でバイアスされ、該第1の動作モードと同様に共通ソース増幅器として構成される。主FET 204は、共通ソース増幅器として構成されるので、FET 204のドレイン上に出力される該所望の信号の該増幅されたバージョンは、入力リード224上の該入力信号に関して約180度の位相シフトを行う。複数のひずみ成分もまた、該入力信号の該所望の増幅されたバージョンと一緒にノードN3上に存在する。矢印229は、該複数のひずみ成分と一緒に該所望の入力信号の該増幅されたバージョンを表す。]
[0032] 第3のFET206のゲート上の該所望の信号の該位相が第1のFET 204のゲート上の該所望の信号に関して180度位相はずれである第1の動作モードとは異なって、第2の動作モードでは、第3のFET 206のゲート上の該所望の信号の該位相は、第1のFET 204のゲート上の該所望の信号に関して同相である。この様になるのは、第2の差動入力リード225上の所望の信号VIN−が、第1の差動入力リード224上の所望の信号VIN+に関して180度位相はずれであるからである。該信号VIN−は、次いで第2のFET 205のドレイン上の該所望の信号の該バージョンがさらに180度だけ位相シフトされるようにするために、第2のFET 205を含む該共通ソース増幅器によって増幅される。したがって、ノードN4上の所望の信号の該バージョンは、第1の差動入力リード224上の所望の信号VIN+に関して同相に戻る。第2のFET 205のドレイン上のこの所望の信号は、多重化回路218およびキャパシタ216を介して第3のFET 206のゲート上に供給される。]
[0033] 図8の矢印230は、第3のFET206のドレイン上の該所望の信号および複数のひずみ成分を表す。第1および第3のFET 204および206のゲート上の該複数の所望の信号の該複数の位相は、同一なので、第3のFET 206によって出力される該所望の信号の該増幅されたバージョンの該位相は、第1のFET 204によって出力される該所望の信号の該増幅されたバージョンの該位相と同相である。したがって、該所望の信号のこの2つのバージョンは、併合ノードN3上で合計される。ノードN3上の該所望の信号は、カスコードFET 208を介して第1の差動出力ノード222上に供給される。したがって、第3のFET 206は、該LNAの信号利得を高めるとみなされている。第2および第4のFET 205および207は、FET 204および206が働く、上記で説明したやり方に類似する仕方で働く。第4のFET 207は、第2のFET 205によって出力される該所望の信号の該増幅されたバージョンと同相の該所望の信号のバージョンを出力する。] 図8
[0034] 共通ソース増幅器の出力電流信号を記述する相互コンダクタンスの方程式の線形成分の位相は、トランジスタが該飽和領域においてバイアスされるか、または該しきい値下の領域でバイアスされるかにかかわりなく同一なので、第3および第4のFET206および207は、該飽和領域または該しきい値下の領域のいずれかでバイアスすることができる。図8の例では、第3および第4のFET 206および207は、該しきい値下の領域でバイアスされる。というのは、該しきい値下の領域でこれらのトランジスタにバイアスすることによって、第3および第4のFET 206および207が該飽和領域でバイアスされる同一の回路と比較して、LNAの電流消費が減るからである。] 図8
[0035] 代表的性能
図9は、図5のマルチモードLNA 110の代表的性能の複数の特性を示す表である。PDCモード(MODE=0)では、LNA 110は、高利得モード(MODE=1)での0dBmというIIP3インターセプトポイント(intercept point)と比較して、10dBmというIIP3インターセプトポイントを有する。該高利得モードでは、LNA 110は、該高い直線性モードでの118mSという利得と比較して132mSという利得を有する。受信チェーン内の該LNAの該利得を増やすことによって、該受信チェーンの全体的な(overall)雑音指数が改善される。この表のNF(LNAの)列は、LNAの雑音指数を示し、この表のNF(RxFEの)列は、LNAがその一部である受信チェーン全体の該雑音指数を示す。] 図5 図9
[0036] 1つの有利な観点では、新規のマルチモードLNA 110は、複数のLNA入力リードに過度なキャパシタンスを有する負荷を与えずに、第1のモードおよび第2のモードのうちの選択可能な1つに構成可能である。図5に説明された特定の実施形態では、ただ1つのトランジスタの該ゲートが、各LNA入力リードに結合されている。そのゲートがLNA入力リード224に結合される、ただ1つのトランジスタ、すなわちFET204がある。そのゲートがLNA入力リード225に結合される、ただ1つのトランジスタ、すなわちFET 205がある。入力リード224および225上の該結果として生じる減らされたキャパシタンスは、図2のマルチモードCCMDS LNAよりも有利(advantage)である。] 図2 図5
[0037] もう1つの有利な観点では、高い直線性モードにおける新規のLNA 110のディストーションキャンセレーション動作は、該LNAが駆動する回路網の入力インピーダンスの複数の変化に対して実質的に免疫がある。ポスト−ディストーションキャンセレーションがその上で発生する複数の併合ノードは、該LNAの複数の出力リードではなく、むしろ該LNAの複数の出力リードは、複数のカスコードトランジスタによって分離される。負荷インピーダンスの複数の変化に対するキャンセレーションの相対免疫(relative immunity)は、該複数の併合ノードが該LNAの該複数の出力ノードである図2のマルチノードCCMDS LNAよりさらに有利である。] 図2
[0038] 図1の従来のPDC LNAは、高い直線性モードおよびそのLNAの複数の入力リード上での低入力キャパシタンスを有する。しかしながら、その他の動作モード(高い直線性モード以外)では、図1の該従来のPDC LNAは、その複数のキャンセルトランジスタがその複数の主トランジスタによって出力される該所望の信号の一部を打ち消すので、少なくとも部分的には相対的に低い利得性能を有する。図5の該新規のマルチモードLNA 110は、高利得モードで、第3、および第4のFET206および207がLNA利得に寄与するという点で、少なくとも1つの観点では、図1の該従来のPDC LNAより優れている。さらに、この2つの動作モードのサポートは、上記で説明したように、該複数のLNA入力リードに容量性負荷を追加することなく達成される。] 図1 図5
[0039] 図10は、図4の該新規のマルチモードLNA 110の代りの実施形態の図である。第3のFET206のゲートは、第1のFET 204のドレインに容量結合される。このケースでは、多重分離装置である多重化回路218は、第2のFET 206のドレインを第1のFET 204のドレインまたは第2のFET 205のドレインのうちの選択可能な1つに結合する。第4のFET 207のゲートは、第2のFET 205のドレインに容量結合される。このケースでは多重分離装置である多重化回路219は、第4のFET 207のドレインを第2のFET 205のドレインまたは第1のFET 204のドレインのうちの選択可能な1つに結合する。] 図10 図4
[0040] 図11は、1つの新規な観点に従う、方法300の単純化された流れ図である。ディジタルロジック制御信号はLNA上で受信される(ステップ301)。該LNAは、4つのトランジスタを含む。該制御信号が、第1のディジタルロジック値を有する場合には(ステップ302で決定されるように)、該4つのトランジスタは、PDC LNAとして動作するように構成される。該複数のトランジスタのうちの第3のものは、ポスト−ディストーションキャンセレーション技法に従って該複数のトランジスタのうちの第1のものによって生成されるひずみを打ち消すのに使用される複数のひずみ成分を生成する。同様に、該複数のトランジスタのうちの第4のものは、ポスト−ディストーションキャンセレーション技法に従って該複数のトランジスタのうちの第2のものによって生成されるひずみを打ち消すのに使用される複数のひずみ成分を生成する。] 図11
[0041] しかしながら、該制御信号が、第2のディジタルロジック値を有する場合には(ステップ302で決定されるように)、該4つのトランジスタは、高利得モードで動作するように構成される。第3のトランジスタは、該所望の信号の増幅されたバージョンを出力し、この出力は、第1のトランジスタによって出力される該所望の信号の増幅されたバージョンに加えられる。同様に、第4のトランジスタは、該所望の信号の増幅されたバージョンを出力し、この出力は、第2のトランジスタによって出力される該所望の信号の増幅されたバージョンに加えられる。第3および第4のトランジスタは、LNAの利得に寄与する。該制御信号の該ディジタルロジック値を変更することによって、該LNAを、PDCモードと高利得モードとの間で行き来して切り替えることができる。1つの例では、ディジタルベースバンドIC(たとえば、図3のIC 104)は、バスを通してRFトランシーバIC(たとえば、図3のIC 103)に制御情報を送ることによって、該2つのモードのどちらで該LNAが動作するかを制御する。RFトランシーバIC内のバスインターフェースロジック(たとえば、図5のブロック232)は、該制御情報を受け取り、それをディジタル制御信号(たとえば、図5の信号MODEを参照されたい)の形式で該LNAに供給する。] 図3 図5
[0042] ある特定の複数の実施形態が、説明のために上記に記載されているが、本特許文書の教示は、一般的な適用可能性を有し、上記で説明した特定の複数の実施形態に限定されない。したがって、説明された特定の実施形態のさまざまな特徴の多様な変更(modifications)、適応(adaptations)、および組合せを、以下に示される特許請求の範囲から逸脱せずに実践することができる。]
权利要求:

請求項1
第1の差動入力ノードおよび第2の差動入力ノードを有する低雑音増幅器(LNA)、該LNAは下記を具備する、飽和領域でバイアスされる第1のトランジスタ、ここにおいて前記第1のトランジスタのゲートは、前記第1の差動入力ノードに結合される、ここにおいて前記第1のトランジスタは、前記第1のトランジスタのドレイン上へ第1のひずみ信号を生成する、飽和領域でバイアスされる第2のトランジスタ、ここにおいて前記第2のトランジスタのゲートは、前記第2の差動入力ノードに結合される、ここにおいて前記第2のトランジスタは、前記第2のトランジスタのドレイン上へ第2のひずみ信号を生成する、前記第1のトランジスタのドレインまたは前記第2のトランジスタのドレインのいずれかに選択的に結合可能なゲートを有する第3のトランジスタと、前記第2のトランジスタのドレインまたは前記第1のトランジスタのドレインのいずれかに選択的に結合可能なゲートを有する第4のトランジスタ。
請求項2
第1の差動出力ノードと、前記第1の差動出力ノードに結合されたドレインおよび前記第1のトランジスタの前記ドレインに結合されたソースを有する第5のトランジスタと、第2の差動出力ノードと、前記第2の差動出力ノードに結合されたドレインおよび前記第2のトランジスタの前記ドレインに結合されたソースを有する第6のトランジスタとをさらに備える、請求項1に記載のLNA。
請求項3
第1の信号入力ノード、第2の信号入力ノード、信号出力ノード、および選択入力ノードを有する第1の多重化回路、ここにおいて前記第1の信号入力ノードは、前記第1のトランジスタの前記ドレインに結合される、ここにおいて前記第2の信号入力ノードは、前記第2のトランジスタの前記ドレインに結合される、ここにおいて前記信号出力ノードは、前記第3のトランジスタの前記ゲートに容量結合される、第1の信号入力ノード、第2の信号入力ノード、信号出力ノード、および選択入力ノードを有する第2の多重化回路、ここにおいて前記第1の信号入力ノードは、前記第2のトランジスタの前記ドレインに結合される、ここにおいて前記第2の信号入力ノードは、前記第1のトランジスタの前記ドレインに結合される、ここにおいて前記信号出力ノードは、前記第4のトランジスタの前記ゲートに容量結合される、をさらに備える、請求項1に記載のLNA。
請求項4
前記第1のトランジスタの前記ドレインは、前記第3のトランジスタの前記ドレインに直接接続される、ここにおいて前記第2のトランジスタの前記ドレインは、前記第4のトランジスタの前記ドレインに直接接続される、請求項1に記載のLNA。
請求項5
第1のリードおよび第2のリードを有する第1のインダクタ、前記第1のリードは、前記第1のトランジスタのソースに結合される、前記第2のリードは、共通ノードに結合される、第1のリードおよび第2のリードを有する第2のインダクタ、前記第1のリードは、前記第2のトランジスタのソースに結合される、前記第2のリードは、前記共通ノードに結合されるをさらに備える、請求項2に記載のLNA。
請求項6
請求項5に記載のLNA、ここにおいて前記第3のトランジスタのソースは、前記共通ノードに結合される、ここにおいて前記第4のトランジスタのソースは、前記共通ノードに結合される。
請求項7
請求項5に記載の増幅器において、前記第3のトランジスタのソースは、第3のインダクタを介して前記共通ノードに結合される、ここにおいて前記第4のトランジスタのソースは、第4のインダクタを介して前記共通ノードに結合される。
請求項8
前記増幅器は、ディジタル信号を受信する、ここにおいて前記ディジタル信号が第1のディジタル値を有する場合には、前記第3のトランジスタの前記ゲートは前記第1のトランジスタの前記ドレインに容量結合される、ここにおいて前記ディジタル信号が第2のディジタル値を有する場合には、前記第3のトランジスタの前記ゲートは前記第2のトランジスタの前記ドレインに容量結合される、ここにおいて前記ディジタル信号が前記第1のディジタル値を有する場合には、前記第4のトランジスタの前記ゲートは前記第2のトランジスタの前記ドレインに容量結合される、ここにおいて前記ディジタル信号が前記第2のディジタル値を有する場合には、前記第3のトランジスタの前記ゲートは前記第1のトランジスタの前記ドレインに容量結合される、請求項1に記載の増幅器。
請求項9
前記増幅器が動作しており、且つ前記ディジタル信号が前記第1のディジタル値を有する場合には、前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタは、飽和領域でバイアスされる、ここにおいて前記増幅器が動作しており、且つ前記ディジタル信号が前記第2のディジタル値を有する場合には、前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタは、該しきい値下の領域でバイアスされる、請求項8に記載の増幅器。
請求項10
所望の信号を受信する差動低雑音増幅器(LNA)、該LNAは下記を具備する、飽和領域でバイアスされた第1のトランジスタ、ここにおいて前記第1のトランジスタは、前記所望の信号の第1の増幅されたバージョンおよび第1のひずみ信号を生成する、飽和領域でバイアスされた第2のトランジスタ、ここにおいて前記第2のトランジスタは、前記所望の信号の第2の増幅されたバージョンおよび第2のひずみ信号を生成する、第3のトランジスタ、第4のトランジスタ、前記LNAが2つのモードのうちの選択可能な1つで動作するように、前記第1、第2、第3、および第4のトランジスタを一緒に構成するための手段、ここにおいて前記2つのモードのうちの第1のモードでは、ポスト−ディストーションキャンセレーションは、前記第1および第2のひずみ信号のうちの少なくとも一部を打ち消すのに利用される、ここにおいて前記2つのモードのうちの第2のモードでは、前記第3のトランジスタは、前記所望の信号の前記第1の増幅されたバージョンと同相であり、且つ前記所望の信号の前記第1の増幅されたバージョンと合計される、前記所望の信号の第3の増幅されたバージョンを生成する、ここにおいて前記2つのモードのうちの前記第2のモードでは、前記第4のトランジスタは、前記所望の信号の前記第2の増幅されたバージョンと同相であり、且つ前記所望の信号の前記第2の増幅されたバージョンと合計される、前記所望の信号の第4の増幅されたバージョンを生成する。
請求項11
請求項10に記載のLNA、ここにおいて前記手段は、第1の多重化装置および第2の多重化装置を備える、ここにおいて前記第1の多重化装置の出力リードは、前記第3のトランジスタのゲートに容量結合される、ここにおいて前記第2の多重化装置の出力リードは、前記第4のトランジスタのゲートに容量結合される。
請求項12
請求項10に記載のLNA、ここにおいて前記手段は、第1の多重化装置および第2の多重化装置を備える、ここにおいて前記第1の多重化装置の出力リードは、前記第3のトランジスタのドレインに容量結合され、ここにおいて前記第2の多重化装置の出力リードは、前記第4のトランジスタのドレインに容量結合される。
請求項13
請求項10に記載のLNA、ここにおいて前記第1のモードでは、前記第3のトランジスタのゲートは、前記第1のトランジスタのドレインに容量結合される、ここにおいて前記第1のモードでは、前記第4のトランジスタのゲートは、前記第2のトランジスタのドレインに容量結合される、ここにおいて前記第2のモードでは、前記第3のトランジスタの前記ゲートは、前記第2のトランジスタの前記ドレインに容量結合される、ここにおいて前記第2のモードでは、前記第4のトランジスタの前記ゲートは、前記第1のトランジスタの前記ドレインに容量結合される。
請求項14
請求項10に記載のLNA、ここにおいて前記LNAは、ディジタルロジック信号を受信する、ここにおいて前記ディジタルロジック信号が第1のディジタルロジック値を有する場合には、前記LNAは、前記第1のモードで構成されるのに対して、前記ディジタルロジック信号が第2のディジタルロジック値を有する場合には、前記LNAは、前記第2のモードで構成される。
請求項15
(a)制御信号を受信すること、(b)(a)で受信された前記制御信号が、第1のディジタルロジック値を有する場合には、前記低雑音増幅器(LNA)はポスト−ディストーションキャンセレーションLNAとして動作するように、前記LNAの第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタ、および第4のトランジスタを結合する、ここにおいて前記LNAは前記ポスト−ディストーションキャンセレーションLNAとして動作する時に、前記第3のトランジスタは、前記第1のトランジスタによって生成されるひずみを打ち消すひずみを生成する、およびここにおいて前記LNAは前記ポスト−ディストーションキャンセレーションLNAとして動作する時に、前記第4のトランジスタは、前記第2のトランジスタによって生成されるひずみを打ち消すひずみを生成すること、および(c)(a)で受信された前記制御信号が、第2のディジタルロジック値を有する場合には、前記第3のトランジスタは前記LNAの前記利得に寄与し、前記第4のトランジスタは前記LNAの前記利得に寄与するように、前記第1、第2、第3、および第4のトランジスタを一緒に結合すること、を具備する方法。
請求項16
請求項15に記載の方法、ここにおいて前記制御信号が、前記第2のディジタルロジック値を有する場合には、前記第1のトランジスタは、LNA入力信号の第1の増幅されたバージョンを出力する、前記第3のトランジスタは、前記LNA入力信号の前記第1の増幅されたバージョンと同相である前記LNA入力信号の第3の増幅されたバージョンを出力する、および前記LNA入力信号の前記第3の増幅されたバージョンは、前記LNA入力信号の前記第1の増幅されたバージョンに加算される、およびここにおいて前記制御信号が、前記第2のディジタルロジック値を有する場合には、前記第2のトランジスタは、LNA入力信号の第2の増幅されたバージョンを出力する、前記第4のトランジスタは、前記LNA入力信号の前記第2の増幅されたバージョンと同相である前記LNA入力信号の第4の増幅されたバージョンを出力する、および前記LNA入力信号の前記第4の増幅されたバージョンは、前記LNA入力信号の前記第2の増幅されたバージョンに加算される。
請求項17
(d)前記制御信号が前記第1のディジタルロジック値を有する時に、第1の期間の間に前記LNAを動作させる、その後、前記制御信号が前記第2のディジタルロジック値を有する時に、第2の期間の間に前記LNAを動作させることをさらに備える、請求項16に記載の方法。
請求項18
請求項15に記載の方法、ここにおいて前記LNAが動作しており、且つ前記制御信号が前記第1のディジタルロジック値を有する場合には、前記第1、第2、第3、および第4のトランジスタは、前記飽和領域でバイアスされるのに対して、前記LNAが動作しており、且つ前記制御信号が前記第2のディジタルロジック値を有する場合には、前記第1および第2のトランジスタは、前記飽和領域でバイアスされ、且つ前記第3および第4のトランジスタは該しきい値下の領域でバイアスされる。
請求項19
下記を具備する方法:2つのモードのうちの選択可能な1つで動作するように構成可能な低雑音増幅器(LNA)を提供すること、ここにおいて前記第1のモードでは、前記LNAは、前記LNA内で生成されるひずみを打ち消すためにポスト−ディストーションキャンセレーション技法を使用する、ここにおいて前記LNAは、前記LNAが第1のモードで動作している時に信号第1の利得を示し、ここにおいて第2のモードでは、前記LNAは、前記第1の利得より高い第2の利得を有する、およびここにおいて前記第2のモードでは、前記LNAは、前記LNAが前記第1のモードで動作している時より非線形である。
請求項20
請求項19に記載の方法、ここにおいて前記LNAは、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタ、および第4のトランジスタを含む、ここにおいて前記LNAが第1のモードで動作している場合には、前記第3のトランジスタのゲートは、前記第1のトランジスタのドレインに容量結合され、前記第4のトランジスタのゲートは、前記第2のトランジスタのドレインに容量結合される、ここにおいて前記LNAが前記第2のモードで動作している場合には、前記第3のトランジスタの前記ゲートは、前記第2のトランジスタのドレインに容量結合され、前記第4のトランジスタのゲートは、前記第1のトランジスタのドレインに容量結合される。
請求項21
請求項19に記載の方法、ここにおいて前記LNAは、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタ、および第4のトランジスタを含む、ここにおいて前記LNAが前記第1のモードで動作している場合には、前記第3のトランジスタのドレインは、前記第1のトランジスタのドレインに結合され、前記第4のトランジスタのドレインは、前記第2のトランジスタのドレインに結合される、ここにおいて前記LNAが第2のモードで動作している場合には、前記第3のトランジスタの前記ドレインは、前記第2のトランジスタのドレインに容量結合され、前記第4のトランジスタのドレインは、前記第1のトランジスタのドレインに容量結合される。
請求項22
さらに下記を具備する、請求項19に記載の方法:制御情報を受信する機構を提供すること、ここにおいて前記制御情報が第1の値を有する場合には、前記LNAは、第1のモードで動作するように構成されるのに対して、前記制御情報が値を有する場合には、前記LNAは、第2のモードで動作するように構成される。
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